教材・宿題ライブラリ
助詞「は」と「が」の違いをどう教える?質問と答えで理解する授業例
日本語学習者が混同しやすい「は」と「が」を、話題と新情報の観点から説明。質問と答えを組み合わせた練習と、宿題にする際の注意点を紹介します。
日本語学習者は、時間の後ろに付く「まで」と「までに」を混同することがあります。例えば、次の二文です。
最初の文は、図書館にいる状態が午後5時を終点として続くことを表します。二つ目の文は、午後5時という時点を超えないうちに到着することを表します。
「まで」は、何かが続く範囲の終わりを示すときによく使われます。
動作や状態がその時点まで続くという意味を、時間の線を描いて説明すると理解しやすくなります。
「までに」は、ある行動が完了する期限を示します。
「10時までに集合する」は、10時から集合するという意味ではありません。10時を期限として、それより前に集合するという意味です。
前者は確認する作業を12時まで続けるという解釈が中心です。後者は12時を期限として確認を済ませることを求めています。会話の状況によっては両者が近い意味で使われることもあるため、単純な穴埋めだけで厳密に区別できるとは限りません。
「午後3時までに申し込んでください。」の意味として最も適切なのはどれですか。
正解:3. 午後3時を期限として申し込みを済ませる
解説:「までに」は、行動を完了する期限を表します。
提出期限、集合時間、営業時間など、学習者に身近な場面から問題を作りましょう。学習者には「いつまで続けるのか」「いつまでに終わらせるのか」を言葉で説明させると、正解の理由も確認できます。
NHWでは、時間表現を含む短い文と選択肢を使って宿題セットを作成できます。授業で扱った表現を5問程度にまとめ、次回は実際の予定を話す練習へつなげるのもよい方法です。
「まで」と「までに」は、継続の終点と完了の期限という違いから説明すると理解しやすくなります。曖昧な穴埋めを避け、文全体の意味を問う宿題を取り入れましょう。
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