日本語教育・授業運営
日本語の敬語をどう教える?尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いと練習方法
日本語学習者が混同しやすい尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いを、具体的な場面と例文で解説します。誰の行動かに注目する指導法と、敬語の理解を確認する宿題問題を紹介します。
日本語の授業で、学生に宿題を出したのに提出されないことがあります。
例えば、10人のクラスに宿題を出しても、期限までに提出する学生が6人しかいない場合です。
残りの4人に、どのように対応すればよいのでしょうか。
宿題を提出しない理由は、学生によって異なります。
単に忘れている場合もあれば、問題が難しくて途中で止まっている場合もあります。
また、仕事や学校の予定が忙しく、学習時間を確保できなかった可能性もあります。
大切なのは、未提出という結果だけで判断しないことです。
最も単純な原因の一つは、学生が宿題を忘れていることです。
授業中に宿題を案内しても、学生が内容や提出期限を記録していない場合があります。
特に、週に1回の授業では、次の授業までに時間が空くため、宿題を忘れてしまうことも考えられます。
宿題を配布するときは、次の3つを明確に伝えましょう。
例えば、授業の最後に次のように案内します。
「今日の宿題は、て形の復習問題10問です。木曜日までに提出してください。」
宿題の内容と期限を具体的に伝えることが重要です。
宿題が多すぎることも、未提出につながる可能性があります。
例えば、仕事をしながら日本語を学んでいる学生に、毎回大量の宿題を出すと負担が大きくなることがあります。
特に、授業以外の学習時間が限られている学生には注意が必要です。
最初は5問程度の短い復習問題から試してみましょう。
学生が無理なく取り組めることを確認してから、必要に応じて問題数を調整します。
宿題は量を増やすことよりも、学習目的を達成することが重要です。
学生が宿題を開いたものの、問題が難しくて回答を続けられない場合もあります。
特に、新しい文法を多く含む問題や、未習語彙の多い問題では、宿題に取り組む負担が増える可能性があります。
宿題では、授業で扱った内容を中心に復習させましょう。
例えば、授業で「〜てください」を学習した場合は、まず基本的な使い方を確認する問題を出します。
いきなり複雑な応用問題ばかり出すのではなく、基本問題と応用問題を組み合わせる方法がおすすめです。
学生が宿題に取り組む時間を十分に確保できていない場合もあります。
特に、社会人の学生は、仕事の予定によって学習できる日が変わることがあります。
例えば、次の授業まで1週間ある場合、学生が自分の予定に合わせて復習できるよう、数日間の余裕を設ける方法があります。
ただし、期限を長くすれば必ず提出率が上がるわけではありません。
学生の状況を確認しながら調整することが大切です。
学生が宿題の必要性を感じていない場合、優先順位が低くなることがあります。
例えば、すでに理解している内容の単純な繰り返しだと感じている学生もいるかもしれません。
宿題を配布するときは、その目的を説明しましょう。
例えば、次のように伝えます。
「今日の宿題は、次の授業で使う文法を確認するためのものです。」
また、宿題で間違いが多かった問題を次の授業で取り上げると、学生は宿題が授業につながっていることを理解しやすくなります。
未提出の学生には、責めるのではなく、状況を確認する姿勢が大切です。
例えば、次のような声かけが考えられます。
「今週の宿題はまだ提出されていないようです。問題が難しかったり、時間が足りなかったりした場合は教えてください。」
このように伝えると、学生が理由を説明しやすくなります。
また、クラス全員の前で個人の未提出を指摘するよりも、必要に応じて個別に連絡するほうが適切な場合があります。
学生の状況やクラスの雰囲気に合わせて対応しましょう。
NHW(Nihongo Homework)では、学生ごとの提出状況を確認できます。
進捗は次の4段階で表示されます。
この表示を利用すると、学生の状況を整理しやすくなります。
例えば、未アクセスの学生には、宿題の案内が届いているか確認する方法があります。
アクセス済みの学生には、問題に取り組むうえで困っていることがないか尋ねる方法があります。
ただし、「アクセス済み」は回答を開始した場合も含む表示です。
そのため、表示だけで学生がどこまで回答したかを判断しないようにしましょう。
また、NHWで配布後の提出期限を延長することはできますが、期限変更の通知メールは自動送信されません。
期限を変更した場合は、先生から学生へ必要な案内を行いましょう。
宿題の提出率は、授業運営を考えるうえで参考になる情報の一つです。
しかし、提出率が高いことと、学習内容を十分に理解していることは同じではありません。
宿題を提出していても、問題の意味を理解せずに選択肢を選んでいる可能性があります。
反対に、宿題を提出できなかった学生が、授業内容をまったく理解していないとも限りません。
提出状況と回答内容の両方を確認することが大切です。
宿題を提出しない学生がいる場合は、まず原因を考えましょう。
宿題の量、難易度、提出期限、案内方法など、先生が調整できる部分もあります。
学生の状況を確認し、無理なく学習を継続できる方法を考えることが大切です。
NHWを使えば、学生ごとの提出状況を確認しながら、必要な対応を検討できます。
宿題の提出管理を、よりよい授業づくりに役立ててみてください。
NHW公式サイト:
https://nihongohomework.com
クラス登録、宿題作成、学生への配布、提出状況の確認まで、NHWでまとめて管理できます。