NHWの使い方
NHWの使い方|クラス登録から宿題配布・採点までを解説
NHWを初めて利用する日本語教師向けに、クラスと学生の登録、宿題セットの作成、オンライン配布、提出確認、採点までの基本的な流れを解説します。
オンライン日本語授業では、学生と先生が別々の場所にいるため、宿題の配布や回収方法を決めておくことが大切です。
対面授業であれば、紙の宿題を直接渡したり、授業中に回収したりできます。
しかし、オンライン授業では別の方法が必要です。
メールやチャットで宿題を送る方法もありますが、学生が増えると管理が難しくなる場合があります。
そこで考えたいのが、宿題の作成、配布、提出確認、採点を一つの流れとして管理する方法です。
この記事では、NHW(Nihongo Homework)を利用した1週間の運用例を紹介します。
今回は、次のようなオンライン日本語クラスを想定します。
クラス:
JLPT N3対策クラス
学生数:
10人
授業:
毎週月曜日
宿題:
授業で学習した文法の復習問題8問
提出期限:
木曜日
次の授業:
翌週月曜日
このような授業で、宿題をどのように管理すればよいかを考えてみましょう。
月曜日の授業では、JLPT N3の文法を学習します。
例えば、「〜ことにする」と「〜ことになる」の違いを扱ったとします。
授業では意味や使い方を説明し、例文を使って練習します。
その後、授業内容を復習する宿題を配布します。
NHWでは、先生が自分で問題を作成する方法と、宿題ライブラリから教材を利用する方法があります。
今回の宿題では、授業で扱った文法について8問の選択式問題を用意します。
例えば、次のような構成です。
すでに利用できる宿題セットがあれば、それを再利用することもできます。
宿題セットを用意したら、対象クラスと学生を選んで配布します。
提出期限は木曜日に設定します。
NHWでは、配布の確定と宿題配布メールの送信は別の操作です。
配布を確定した後、必要なメール送信操作を行い、送信状況を確認しましょう。
火曜日には、学生のアクセス状況を確認します。
NHWでは、次のような状態を確認できます。
例えば、10人のうち6人が宿題にアクセスし、4人が未アクセスだったとします。
この時点で、必ずしも全員に連絡する必要はありません。
提出期限まで余裕があるため、学生の学習状況に応じて判断しましょう。
ただし、メールの未送信が残っている場合は、送信状況を確認する必要があります。
提出期限の前日になったら、もう一度進捗を確認します。
例えば、次のような状態だったとします。
この場合、4人がまだ提出していません。
必要に応じて、普段使用している連絡手段で宿題について案内します。
例えば、次のような短い連絡です。
「今週の文法宿題は、明日が提出期限です。まだ終わっていない人は確認してください。」
NHWの進捗表示は確認に利用できますが、未提出者への自動リマインドメールが送信されることを前提にしないようにしましょう。
木曜日は宿題の提出期限です。
先生は、提出された回答を確認します。
このとき重要なのは、単に提出人数を確認するだけではないということです。
例えば、特定の文法問題で間違いが多い場合、授業での説明が十分ではなかった可能性もあります。
学生の回答を確認し、次の授業で取り上げる内容を考えます。
なお、NHWでは、提出期限を過ぎると学生は回答を提出できなくなります。
必要があれば、配布後の提出期限を延長することもできます。
ただし、期限変更の通知メールは自動送信されないため、学生への連絡は別途行います。
金曜日には、残っている採点作業を進めます。
NHWでは、提出済みと採点済みの状態を区別できます。
採点が完了していない学生がいる場合は、回答を確認して作業を進めます。
また、提出結果はCSV形式で出力できます。
必要に応じて結果を記録し、次の授業の準備に活用しましょう。
例えば、次のような分析が考えられます。
こうした情報をもとに授業を準備します。
翌週の授業では、前回の宿題で間違いが多かった問題を取り上げます。
例えば、「〜ことにする」と「〜ことになる」の使い分けで間違いが多かった場合、その違いをもう一度説明します。
その後、新しい例文を使って練習します。
また、理解が十分でなかった文法については、別の問題を用意して再確認する方法もあります。
同じ文法を繰り返し学習することで、学生が理解を深める機会を作れます。
毎週の宿題をすべて新しく作成する必要はありません。
例えば、別のクラスでも同じ文法を教える場合、過去に作成した宿題セットを再利用できます。
また、既存の宿題を変更して使いたい場合は、複製して編集できます。
NHWでは、一度でも配布した宿題セットの問題内容を直接変更することはできません。
この仕組みによって、以前配布した問題内容を維持しながら、新しい教材を作成できます。
オンライン授業の宿題管理では、毎週の作業をできるだけ一定にすることが大切です。
例えば、次のような運用ルールを決めます。
月曜日:
授業と宿題配布
火曜日:
アクセス状況の確認
水曜日:
必要に応じた未提出者への案内
木曜日:
提出期限と回答確認
金曜日:
採点と次回授業の準備
翌週月曜日:
宿題の結果を使った復習
このように作業の流れを決めると、宿題の配布忘れや採点の遅れを防ぎやすくなります。
ただし、毎日必ず確認しなければならないわけではありません。
クラスの人数や先生の授業数に合わせて、無理のない運用方法を選びましょう。
オンライン日本語授業では、宿題の配布方法だけでなく、その後の確認と復習まで考えることが重要です。
宿題を配布する。
学生が回答する。
先生が提出状況と回答を確認する。
その結果を次の授業に生かす。
この流れを繰り返すことで、宿題を授業の一部として活用できます。
NHWは、こうした宿題の作成、配布、提出管理、採点を支援するサービスです。
まずは1つのクラスで、1週間の宿題管理を試してみてください。
NHW公式サイト:
https://nihongohomework.com
クラス登録、宿題作成、学生への配布、提出状況の確認まで、NHWでまとめて管理できます。